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ホーカー ヘッジホッグ : ミニ英和和英辞書
ホーカー ヘッジホッグ[かー]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car

ホーカー ヘッジホッグ : ウィキペディア日本語版
ホーカー ヘッジホッグ[かー]

ホーカー ヘッジホッグ(Hawker Hedgehog)は、ホーカー・エアクラフト製の航空機偵察機として開発された三人乗りの複葉機であり、1機が製造されるに留まった。
==開発==
ヘッジホッグは、イギリス空軍省の要求仕様37/22に応じて、1923年に開発が開始され、翌年初飛行した。乗員は、パイロット、オブザーバー、銃手の3名であり、機体は同世代の航空機と同様に木製の構造に布張りであった。ブリストル ジュピター IV空冷星形エンジン1基で、機首の木製2枚翅のプロペラを駆動した。
武装は前方に固定式の0.303口径(7.7mm)ヴィッカース機銃1挺、後方にスカーフリング式銃座に取り付けられた0.303口径(7.7mm)ルイス機銃1挺であった。主脚は車輪に代えて車輪付きのフロートとすることで水上機としての運用も可能とされていた。主翼は折りたたみが可能で、翼幅を16フィート7インチ半(4.87m)まで縮めることが可能であった。
試験は成功裏に終わったが、飛行テストが終了した時点で計画自体がキャンセルされた。これは、ヘッジホッグの性能が既存の偵察機であるアブロ バイソンブラックバーン ブラックバーンを更新するには不十分なものであることによるものであった〔競合機ブラックバーン エアデールも同様の評価であり、フェアリー フェレットは関心を持たれなかった。〕。結果、製造数は1機に留まっている。
==要目〔 Mason, Francis K. ''Hawker Aircraft since 1920'' London:Putnam, 1991. ISBN 0 85177 839 9.
, 113 - 115ページ。〕==
*乗員: 3名
*全長: 30フィート8インチ3/4(9.36m
*翼幅: 40フィート1/4インチ(12.2m)
*全高: 12フィート6インチ(3.81m)
*翼面積: 480.7平方フィート (44.46m2
*空虚重量: 2,995ポンド(1,358kg)
*運用重量: 4,791ポンド(2,173kg)
*最大離陸重量: 4,791ポンド(2,173kg)
*エンジン: ブリストル ジュピター IV 1基 398hp(300kW
*最高速度:海面で120.5マイル/h(194km/h、105ノット
*巡航速度:89マイル/h(143km/h、77ノット)
*失速速度:45マイル/h(72km/h、39ノット)
*上昇限度:13,500フィート(4,115m)
*上昇率:10,000フィート(3,044m)まで、23分59秒
*飛行時間:2.5時間
*武装:0.303口径(7.7mm)ヴィッカース機銃(胴体)、0.303口径(7.7mm)ルイス機銃(後席、スカーフリング式銃座)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ホーカー ヘッジホッグ」の詳細全文を読む




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